姶良市には、Google検索でざっと30件以上のカフェが表示されます。小さな街にもかかわらず、この密度はなかなかのものです。しかし、ここで一つ誤解があります。そのすべてが「儲けたい」「高収益を狙いたい」と考えているわけではありません。
趣味の延長として運営しているお店もあれば、夫婦の生業、交流の場として続いている店舗もあります。ですから、世間でよく言われる「カフェは儲からない」「競争が激しい」という評価は、前提そのものがずれています。
そしてSNSでは、よく見かける話があります。
「スタバでMac広げてる人、何なの?」
という揶揄です。これについては、私はこう思っております。
「MacBook持っていない人が嫉妬すんじゃねぇ。」
(ここだけ語り口調で失礼します。)
さて、ここからが本題です。
◆ “店舗導線”よりも“地域心理導線”がカフェの価値を左右します
カフェの集客やマーケティングを語るとき、多くの人が話題にするのは、
- 立地
- 駐車場の入りやすさ
- 店内導線
- コンセプト設計
などですが、私はこう考えています。
姶良市で本当に見るべきなのは、“その店の前の道路を通る人間の心理”ではないかと。
例えば――
● 北から来る人
買い物帰り・用事帰りが多く、心理は「一息つきたい」「少し回復したい」に寄ります。そんな人に刺さるのは、
「コーヒー1杯350円/3分でテイクアウトできます」
のような、決断コストの低いコピーです。
● 南から来る人
送迎帰り・仕事帰りが多く、心理は「落ち着きたい」「静かにしたい」。そんな人に刺さるのは、
「お一人様でもお気軽にどうぞ」
という安心の言葉です。
ここで重要なのは、
“店内”ではなく、道路を通る時点で心理が動いているということです。
◆ 姶良市の“地政学”は心理で切った方がわかりやすい
姶良市はコンパクトですが、人間の心理はエリアごとに大きく異なります。
● 重富海岸ゾーン(非日常・開放)
人々が「今日は少し解放されたい」と思う日に通る導線です。海カフェが強いのは、地形ではなく“その日の心理の流れ”が理由です。
● 西姶良ゾーン(等身大・日常回帰)
生活圏であり、派手さよりも落ち着きや安定感を求める心理が優勢です。
● 牧園・北部ゾーン(移動・移行)
温泉・観光地への“出発前”や“帰り道”に通る導線です。心理は“準備モード”“気持ちの区切り”です。ここでは、
「出発前の一杯」
がとても効きます。
◆ “海辺の森林カフェ”は逆張りではなく理論的に強い
今回いちばん伝えたいのはここです。
海沿いにある店は、ほぼ全員が「海沿い=海系コンセプト」と決めつけています。
でも実は、そうとは限りません。
海と森には、それぞれ全く別の感情価値があります。
- 海=開放・外向性・非日常
- 森=包容・静けさ・安心感
この両方を同時に満たす空間は、一般的に“最強”です。
たとえば海沿いを訪れる人の中には、
- 海は見たいけれど、人混みや砂浜は少し疲れる
- 今日は開放感より落ち着きを重視したい
- 静かな非日常を味わいたい
という人が必ず一定数います。
つまり、
海辺に“森林カフェ”を置くのは、逆張りどころか“二重需要の吸収”であり、完全に理にかなっているのです。
実際、
「海の見える森林カフェ」
この名前だけで、世界観が完成しています。
◆ ホスト業界の例がこの話をもっと理解しやすくする
ここで少し例え話をします。
私は昔から、
「ホストクラブって、意外とイケメン少ないよな?」
と疑問に思っていました。
しかし答えは非常にシンプルです。
ホストクラブに行くお客様は、単に“イケメンを見たい”わけではありません。彼女らが求めているのは、
- 非日常性
- 自分だけ特別扱いされる空間
です。
だから正直なところ、どう見ても“モテるタイプではない”男性が人気者になれたりします。理由はただ一つ。
外見を超える心理設計が空間に存在しているからです。
これ、今回の“海辺で森林カフェが成立する理由”とまったく同じ構造です。
立地に合わせて世界観を狭める必要はありません。心理を設計できる店が勝ちます。
◆ AI姶良ができるのは、この“地域心理導線”をAIで地図化することです
AIを活用すれば、
- 時間帯
- 用事の内容
- 気温・天気
- 通行速度
- 道路の種類
- 付近の施設状況
- 人の目的と心理状況の傾向
などを分析し、
“地域導線 × 心理導線”の地図化ができます。
これにより、看板の文言、SNS投稿の文章、LPのコピーまで、全部“心理最適化”できます。
北に刺さるコピー、南に刺さるコピー、海側に刺さるコピー、山側に刺さるコピー――これらをAIがサポートする世界です。
◆ 結論:常識ではなく心理を読む店が、これからの姶良で勝つ
海沿いだから海カフェ、
森だから森カフェ、
街中だから街っぽいカフェ。
こうした固定観念に縛られる必要はありません。
これから姶良市で伸びる店は、
地域導線 × 心理導線 × 情緒のギャップ設計
を理解している店舗です。
そしてその分析をAIで最適化していくのが、AI姶良の価値です。
最後にもう一度だけ、語り口調で言わせてください。
「MacBook持ってない奴が嫉妬すんじゃねぇ。」